ファーストクラス 1/8
あかね色に染まる丘 片桐優姫 デレ顔Ver.
さてさてさて。

それなり以上に期待していたものの、蓋を開けてみたらそれなり以上にキツすぎる出来で思わずさとっちさんが軽めにブチ切れてメーカーに問い合わせてみたりした『シャイニングフォース イクサ シリル オリーブネコミミVer.』のレビューから早3週間余。
『出来が良いフィギュアよりも出来がアレなフィギュアの方がアクセス数が多い』というイヤな理論をブチ上げたくなるぐらい、
一時期洪水のようにアクセスが来ていたのも良い記憶です。
その後、メーカーへの問合せの結果を報告したりもしておりましたが、何だかんだでもう新作が発売ですよオニイサン。
アニメも放送開始になったらしい(というのも華麗に一話を見逃したからな)、『あかね色に染まる丘』のヒロイン、片桐優姫ですが、
シリルと同じく通常版と、流通限版とが2種類となっています。
まずは全身をグルリと。 スケールは1/8で、ベースの高さを含めても20cmぐらい。
前回のシリルが『1/8なのにやたらと縦にデカい』構成だったことを考えると非常に落ち着いた感じです。
ベースはシリルのようなPVCではなくプラスチック樹脂なので、かなり安定感もありますし。

第一印象は合格点で、ただ細部へ寄っていくとアラが目立つ……という、惜しい商品になっています。
続きまして上半身をグルリと。
出来云々ではなくポージングの関係上、見る方向を限定されるフィギュアになっていますね。

前回のシリルでありえないほど土気色をしていた肌色を見てみると、今回は結構改善された感があります。
それでもまだ温かみや透明感の無い、ベタっとした印象が強いのでここはまだまだ改善すべきポイント。
特に胸部などは……というのは後述しましょうか。
しかし前回のシリルと比較すると(こればっかですが)、ちゃんと見栄えのするポイントが分かるのは改善されたポイントですね。
で、早いうちに今回のダメポイントを上げていくと
・頭部
・各部の塗り分けライン
・オーバーニーソ

となります。つまり全部塗装が絡んでくるポイント
頭部は髪の毛の塗膜にゴミやホコリが吸着されていて、しかもそれがかなり目立ちます。
個体差があることは分かっていますが、こういうレベルで検品を通るってのはなぁ……。
スカートは裾の塗り分けラインがアヤフヤな感じ。境目がピシッとしてる他社製品と見比べると歴然ですね。
また、オーバーニーソの表面にもかなりのゴミや塗装ムラ、リタッチ跡などが残っているのもマイナスポイント。
陰影によるグラデーションなら良いんですが、リタッチした結果のグラデーションは通常ありえませんね。
ブラのパーツは半クリアパーツ。
別パーツでもあり、脱衣が可能になっています……が、そのおかげでかなり固定はルーズです。結構簡単にポロッと落ちますね。
ここは前回のシリルのネコミミと同じで、もうちょっとだけ深く考えてやっていただきたいポイントです。
似たようなパーツ構成で言うと、グッスマのシャル・ルズマンがありますが、衣服と胴体の隙間に胸当てのベロを差し込む形式でした。

通常版だとかなりの透けっぷりを発揮していて、ブラがあろうが無かろうが桃色突起が丸見えというフリーダムっぷりでしたが、
コチラはブラが黒スモーク仕上げのため桃色突起は目視叶わず。 果たしてありがたいのはどっちでしょうか。
固定用のピンやらダボ穴やらで結構ご無体なことになってるベースはプラスチック製で、シッカリとした出来。
占有面積も非常に小さいのが好印象です
右足裏に接続ピンがガッチリと組み込まれますが、左脚は単にT字型の支え棒の上に乗っかっているだけ。
これからの時期はまだしも、夏場になってこれがどうなるかがちょっと不安ですね。ダボ穴開けても良かったんじゃないかなー。
ただ、ここはファーストクラスの担当者曰く
『フィギュア本体の形状を崩さずにできる限りの調整を行っております』ということで、
優先点を『外形を崩さない』という点に置いているためでしょうか。
右手と股間の位置関係に思わず開眼したくなるような下半身造形ですが、それと同時に傾きが心配にもなる今日この頃。
前回のシリルであったグニャングニャンのPVCではなく、かなり硬いタイプのPVCを採用しているためか、簡単に変形しそうな感はありません。
ただ、そこまでするならオーバーニーソから下の部分をABS成型すりゃいいのに……とも思いますが。

しかし片脚だけブーツで片脚はオーバーニーソって素晴らしいな、うん。
衣服はワンピーススタイルのため脱衣は基本的に不可能。よって、ぱんつを思いっきり見ようと思ってもなかなか難しいものがあります。
まぁ後ろから見たら一発でモロなんですけどね!!!!!

塗装は微妙に透け塗装。 全体的に透け塗装になっているのでメリハリが少し足りない感じ。
面の中央を透け塗装にして、外側に行くに従って段々と濃く……となったら見栄えがアップするかと思います。惜しい。
で、キャストオフ状態がコチラ!!!
……と言っても桃色突起がフルオープンになったかならないか、の違いなので地味です。
通常ならここでおっぱいおっぱい騒ぐのがさとっちですが、やっぱり色がちょっと辛いかなーと。
やっぱり肌の色に生気が無い(土気色)んで、ポロリとなってもあんまりそそられなかったり。

あとできればブラウスの布地にも、もうちょっと『薄さ』を再現するべく頑張っていただきたいところです。
和風堂の橘玲とか、マックスのYシャツみずほ先生とか……。色々と好例がありますしね。
ちなみに肌の色の比較を具体的に。
フトモモの角度が似ている方が……と思って選んだら、何故か縛りっぱなしのまま飾ってた(ぇー)ペク・チャンポに行き当たりました。
やっぱりこう、この肌の色の透明感の差は歴然としていますねー。
今後は肌色成型色と塗装の精度アップ、及び『ギミックの作り方』を研究していただきたいところですが。
最後は何となく、マックスのハルヒと並べてみて。
このハルヒは肌色が赤っぽすぎる、という評判もありますが、それと比べてもやっぱり土気色な優姫
見た目にくすんで見える、と言う点で損をしている感はありますね。
しかし造形などで言うと、かなり良いラインまであがってきていると思います。 というか、そんなに悪い商品では無いですね。
あとはメーカーとしての経験値蓄積度合い……というところでしょうかねぇ。